弔問外交ならぬ、喫煙外交。いや、正確には、喫煙所に集まった知り合い同士の会話の中に、時に面白い物がある。

 互いにぷかりぷかりとやりながら、知り合いの別の課の課長さんが、「こんなものを持っているんですよ」と言って披露してくれた物。
 実際には、値段290円の安物の手帳なのだが、ここに課長の独自の工夫がある。
 
 まず、よく聞かれそうなことについては、全部資料を縮小コピーして張り込んで、即座に答えられるようにしている。
 更に、スケジュールについては、今週のものと3ヶ月先のものを、同様に張り込んでいる。今週のものは、週が変われば張り替えるのだそうだ。
 他に、幹部の電話番号簿や緊急連絡先もその中に張り込んである。
 また、奥さんや子どもの誕生日、年金や住民票のコード、携帯番号の使い方まで小さな手帳の1ページにおさまるようにまとめて張り込んでいる。